2024年10月13日(日)に東京・日本獣医生命科学大学にて、日本獣医臨床病理学会2024年 年次大会が開催された。
 今年は呰上大吾大会長(東京農工大学)のもと「腫瘍と臨床病理」をテーマにシンポジウムや教育講演が行われた。またハンズオン・トレーニングとして、テーブルごとに少人数で行う実習もあり、聞くだけでなく熱心に実際の作業を行う様子を垣間みることができた。
今年は参加人数が約130名、出展企業が10社あったことに加えて、企業ブース内での講演が実施されていたため、どのエリアにも人が多くいる印象であった。
 学会終了後の懇親会では、理事の先生方と学生、さらに企業の方々が入り混じり和気あいあいと歓談する様子が見受けられた。また、そのなかで学会長である米澤智洋先生(東京大学)より来年以降には法人化を視野に入れるとの発表があり、本学会のさらなる発展を予感させるものがあった。
 

展示ブース会場での講演の様子
 

ハンズオン・トレーニングの様子