2023年9月23日(土)、24日(日)、ホテルニューオータニ(東京)で、第25回日本臨床獣医学フォーラム(Japanese Board of Veterinary Practitioners:JBVP)年次大会が開催された。COVID-19の影響でリモートでの開催が続いていた本大会も、対面での開催が実現した。
今年は2日間の開催となったが、講演を直接聴き、賑やかな会場のなかで獣医師の先生や愛玩動物看護師、看護職スタッフ、学生や企業の方々が対話に花を咲かせる風景は、リモートでは味わえないものであり、来年以降の盛況を大いに予感させられた。「未来へつなぐ もっと考えよう伴侶動物との暮らし―どうぶつにやさしい医療―」のテーマどおり、これからの獣医療の発展には、やはりこのような対面での大会の場は必要不可欠であるといえる。
例年と同じく、一般向けの講演やプログラムも用意されており、大勢の一般のご家族の来場も目立っていた。
初日の夜にはウェルカムパーティーが開催され、ポスターセッションにおける優秀者の表彰が行われた。会長の竹村直行先生から直接賞状が授与され、6名が壇上へ上がり、豪奢な会場のなかで、あたたかい喝采で迎えられた。
講演数も非常に多く、臨床の場に携わる方々すべてに寄与する大会であった。
2024年のJBVP年次大会も、同じくホテルニューオータニにて開催予定。
会長の竹村直行先生による開会の挨拶
会場の様子