2025年11月2日(日)、3日(月・祝)の2日間にわたり、北海道・グランドメルキュール札幌大通公園にて、北海道小動物獣医師会 第31回年次大会が開催された。
2階フロアに4つのセミナー会場を設け、獣医師向けセミナーおよび症例検討会、アニマルケアスタッフ向けセミナーおよび発表会、また企業も含めた合同セミナーが行われた。
獣医師向けとして2日間で6つのセミナー、今井昭宏先生(JASMINEどうぶつ総合医療センター)「リアクティブからプロアクティブへ~いま考える犬アトピー性皮膚炎の長期管理~」〈ゾエティス・ジャパン株式会社提供〉、戸島篤史先生(公益財団法人日本小動物医療センター)「腹部でコレ見落としたら死んじゃいますよ!」、森 拓也 先⽣ (JACCT動物⼼臓⾎管ケアチーム)「⽝の僧帽弁閉鎖不全症の治療最前線! 内科治療のコツと外科治療」、福島建次郎先⽣(どうぶつの総合病院)「尿⽯症・腎疾患アップデート2025」〈⽇本ヒルズ・コルゲート株式会社提供〉、船津敏弘先⽣ (動物環境科学研究所)「災害現場でのVMAT活動から、 ⼈と伴侶動物の災害対策を考える」、永⽥矩之先⽣ (岐⾩⼤学)「⽝の副腎腫瘍の診断アップデート 〜超⾳波検査と内分泌評価の現在地〜」が行われた。
愛玩動物看護師・アニマルケアスタッフ向けとしては、⻘⼭友美先⽣(わんにゃん訪問看護ぴりかのもり)「動物看護に⽋かせない飼い主⽀援―飼い主と共につくる動物看護のかたち―」、村尾信義先⽣(倉敷芸術科学⼤学)「保定技術の進化とチーム医療:オーストラリアで学んだ実践的アプローチ」、佐野忠⼠先⽣(帯広畜産⼤学)「愛玩動物看護師が知っておくと役に⽴つかもしれない周術期のイロハ」、⼭⽥あや先⽣(ライオンペット株式会社)「⻭みがきのプロ直伝! 2500頭の指導経験をもとにした⽝猫オーラルケアの基本とコツ」〈ライオンペット株式会社・物産アニマルヘルス株式会社提供〉の4セミナーが行われた。
また獣医師とアニマルケアスタッフ合同のセミナーとして、⿑藤慶輔先⽣(猛禽類医学研究所)の「絶滅の危機に瀕した猛禽類との共⽣を⽬指して 〜北海道における希少種保全の最前線から〜」という北小獣ならではの講座、さらに企業も参加可能な郡⼭尚紀先⽣(酪農学園⼤学)の「獣医師、動物看護師がともに取り組む⾏動療法。学びと実践に特化した⾏動療法セミナー“診断はどうする?治療法をどのように決定する?”をわかり易く解説。」〈株式会社ミネルヴァコーポレーション提供〉も行われた。
2日間で獣医師134名、愛玩動物看護師・アニマルケアスタッフ189名が参加。企業展示ブースには72社が出展し、豪華な賞品が当たるスタンプラリーなどが実施され賑わった。恒例の懇親会は和やかで、非常に明るく親しみにあふれた雰囲気であった。
昨年の30回記念を超えて31回となり、ますます充実した様相の年次大会であった。

獣医師向けセミナーの様子

 

アニマルケアスタッフ向けセミナーの様子

 

北海道小動物獣医師会会長 掛端健士先生
懇親会でのご挨拶