2025年3月16日(日)に東京・品川フロントビル会議室にて第33回日本小動物歯科研究会症例検討会・総会が開催された。会場には100名を超える参加者が集まり、ランチョンセミナー協賛を含め13社が賛助企業として参加した。企業エリアにも積極的に足を運ぶ様子がみられた。
 また、今回症例の発表だけでなくランチョンセミナーとして座談会が企画された(ファームプレス協賛)。会長の藤田桂一先生(フジタ動物病院)を座長として理事の4名の先生、網本昭輝先生(アミカペットクリニック)、幅田 功先生(センターヴィル動物病院)、本田 洋先生(本田動物病院)、江口徳洋先生(Vets Dental & Oral Surgery Office)が登壇し、メディアでも話題になった「無麻酔および無免許スケーリングの書類送検問題」「口腔内管理を一生続けるために必要なポイント」についてのディスカッションを行った(MVMに記事掲載予定)。
 全国の小動物歯科に興味がある先生が気になっているであろう内容が多く、聞き入っている様子やメモをとっている先生が多くみられた。
このような本会の取り組みから、正しい知識と技術をもつ動物病院がさらに増え、これからよりよい形で飼い主や世間に情報が届くことに期待したい。


講演の様子

企業エリアの様子