2020年1月10日(金)〜12日(日)の3日間にわたり、大阪・大阪国際交流センターにおいて、第99回日本獣医麻酔外科学会/第111回日本獣医循環器学会/第66回日本獣医画像診断学会 2019秋季合同学会が開催された。

 今回も三学会合同企画をはじめ、特別講演、教育講演、リフレッシャーコース、パネルディスカッション、症例検討会、一般講演、Basicセミナーなど、計9会場にて様々な講演が行われた。

 初日の三学会合同企画では、「骨・軟骨における再生医療の未来像」と題し、大阪大学、京都大学および京都大学 iPS細胞研究所の先生より、金属3Dプリンタの応用、iPS細胞由来軟骨、大腿骨頭壊死症に対する成長因子を用いた再生治療など、最先端の再生医療に関する講演が行われた。

 2日目には、整形外科および軟部組織外科のパネルディスカッションなどのほか、愛玩動物看護師法制定に関する基調講演およびパネルディスカッションが展開されるなど、講演内容も多岐にわたった。

 全体を通して、立ち見の会場も多く、展示ブースも約50社が軒を連ね、3日間にわたり多くの先生方が充実した時間を過ごした。次回2020春季合同学会は2020年6月19日(金)〜21日(日)、大宮ソニックシティにて開催。とくに日本獣医麻酔外科学会は第100回の節目の回であり、ますますの盛り上がりが予想される。