2019年7月27日(土)、28日(日)の2日間にわたり、大阪・JEC日本研修センター江坂において、第39回比較眼科学会年次大会が開催された。
 初日は特別講演として、池田華子先生(京都大学准教授)「難治性眼疾患に対する新たな網膜神経保護治療薬の開発と現状」、教育講演として真野英俊先生(参天製薬㈱)が「眼科用剤の眼内薬物動態」、一般口演8題が行われた。
 2日目は午前中、臨床部会セッション「網膜剥離への挑戦?レーザーによる予防から硝子体手術による治療まで?」と基礎部会セッション「①ERG検査の基礎から最新動向まで、②毒性質問箱?医薬品開発毒性研究者と眼科専門医とのクロストーク」が、午後には一般口演9題が行われた。
 どの講演も満席または立ち見が出るほど盛況で、新しい知見を得られる充実した2日間となった。
 昨年と同様に初日は台風の影響で雨天となったが、約200名が参加した。次回は沖縄にて、7月10日(金)、11日(土)開催予定。

会場の様子