2018年2月16日(金)~18日(日)、第14回日本獣医内科学アカデミー学術大会がパシフィコ横浜(神奈川県)で開催された。16日午後は5会場、17、18日は15会場において、教育講演、シンポジウム、研究発表、ドライラボ、ワークショップ、症例検討・症例発表など200を超える多彩で魅力的なプログラムが展開された。

今大会JCVIM主催セミナーではSFTS(重症熱性血小板減少症候群)をクローズアップし、日本での発見に深く関わる前田 健先生(山口大学)を中心に企画。本セミナーは多くの関心が寄せられた。また毎年評判の対話型講義は、今年から大きな会場に移しての実施であったが、消化器と救急分野を絡めたスピード感溢れる講義は、今回も人気を博した。
なお、本年のJCVIMアワード〈症例検討アワード〉(協賛:ファームプレス)は、すえつぐ動物病院の浜井 託先生「ポリテトラフルオロエチレン中毒の犬の1例」、東京大学附属動物医療センターの小島麻里先生「銅関連性肝障害が疑われた若齢猫の1例」が受賞された。

3日間で3,169名もの参加者が集った本学術大会、来年2019年は2月15日~17日(パシフィコ横浜)で開催予定。

懇親会の様子