小動物臨床総合誌 MVM(エムブイエム)、小動物腫瘍臨床 Joncol(ジョンコル)、獣医眼科プラクティス、動物看護コアテキスト 発行-ファームプレス

学会・セミナーレポート

第18回日本獣医腎泌尿器学会 学術集会・総会 開催される

 2026年8月22日(土)、23日(日)に東京・ベルサール飯田橋ファーストにて、第18回日本獣医腎泌尿器学会 学術集会・総会が開催された。
 大会長は髙島 諭先生(岐阜大学)で、大会テーマは「iCatCareガイドラインに学ぶ猫の下部尿路疾患」と題し、様々な講演が行われた。
 1日目には昨年2025年の本学会 学術集会・総会で発表されたように、新制度による認定医・上級認定医試験が午前に行われた。午後からは日本腎臓学会 サテライトシンポジウム「心腎連関によるCKDの負の連鎖 そのメカニズムを知る」が、豊原敬文先生(東北大学 腎臓・高血圧内科)および矢吹 映先生(鹿児島大学 共同獣医学部附属動物病院)の座長のもと開催され、人医学の知見から心腎連関のメカニズムや治療に関する3本の講演が行われた。
 2日目には本学会のシンポジウムが開催され、米澤智洋先生(東京大学)の座長のもと、大会テーマに関する、総論を含む4本の講演と総合討論が行われた。
 いずれの講演も多くの聴講者が集まり熱心に耳を傾け、質疑応答にもスマートフォン等から質問を募る形でたくさんの質問が寄せられた。
 2日目にはその他にも一般演題発表や企業展示ブースの1室にてポスターセッションコアタイムが設けられ、展示会場にも多くの参加者が足を運んだ。
 そして総会では新たな理事および監事が選出され、宮川優一先生(日本獣医生命科学大学)、下川孝子先生(岡山理科大学)、片山泰章先生(岩手大学)、青木大先生(あおき動物病院)が新たに選任された。
 本大会の総参加者数は535名であった。新制度による認定試験が導入された本学会の益々の発展が期待される。
 なお、次回 第19回日本獣医腎泌尿器学会学術集会・総会は、2027年8月21日(土)、22日(日)に同じくベルサール飯田橋ファーストにて、下川孝子先生を大会長に開催予定。

講演の様子

2日目の総合討論の様子

WJVF第17回大会 開催される

 2026年7月25日(土)、26日(日)の2日間にわたり、ホテルニューオータニ大阪にて、WJVF第17回大会が開催された(大会長 竹村直行先生〔日本獣医生命科学大学、日本臨床獣医学フォーラム会長〕、実行委員長 進 学之先生〔しん動物病院〕)。
 「命と向き合う その先にあるどうぶつと家族の笑顔のために」をテーマに、獣医師プログラム、愛玩動物看護師・ACS・トリマープログラム、実習、JAHAプログラム、ランチョンセミナーなどが11もの講演会場にて実施され、とくに実習は2日間を通し4会場にて行われ、非常に盛況な様子であった。
 プログラムの内容も非常に幅広く、20以上もの分野の講演や実習に、獣医師だけでなく愛玩動物看護師、獣医学生などが多く集まり、小動物の臨床現場における学びと実習の機会を得ようという若い世代の意欲も強く感じられ、80社以上の企業が出展した展示ブースも活気があふれていた。
 2日間の参加者数は2,173名で、参加者の学びの機会を得ようとする意志が伝わる2日間であった。
 次回WJVF 第18回大会は、2027年7月31日(土)、8月1日(日)に同じくホテルニューオータニ大阪にて開催予定。

竹村直行大会長の開会式の挨拶の様子

講演会場の様子

展示会場の様子