2026年3月29日(日)、東京・大崎ブライトコアホールにて第34回日本小動物歯科研究会症例検討会・総会が開催された。
 本会では小動物歯科の臨床現場における16題の症例報告が行われた。上下の顎骨折や破折等による外科治療症例、歯列矯正やクラウン装着処置を行った症例、またX線検査時の撮影法、大気圧プラズマ治療機器を試みた症例の評価、各診療機関における口腔疾患症例の比較分析、愛玩動物看護師による歯科診療補助方法についてなど、臨床現場密着の幅広い報告が行われた。
 ランチョンセミナー((株)モリタ製作所 協賛)では、医学分野の歯科医・野原 通先生(埼玉県央病院)「ヒトの歯科口腔外科の現状」に続き、歯科医師と獣医師の資格をもち人・動物両方の臨床現場で歯科・口腔外科診療を行ってきた江口 淳先生(笠松動物病院/埼玉県央病院)の「汎動物学を取り入れたヒトと動物の歯科医療の実践」、2題の講演が行われた。
 晴天に恵まれ桜が多く開いたこの日、会場には105名の先生方が参加した。また会場エントランスには16の企業がブースを出展、多くの参加者が立ち寄り、にぎわいをみせていた。