2026年3月に全国5会場にて日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)地区大会2026が開催された。3月1日(日)の名古屋地区大会からはじまり、8日(日)の京都地区大会、15日の九州地区大会(福岡)、22日(日)の東北地区大会(仙台)、そして29日(日)には北海道地区大会(札幌)が開催された。各会場とも獣医師継続教育プログラム、愛玩動物看護師およびアニマル・ケア・スタッフ(VNCA/ACS)セミナー、ランチョンセミナーが行われた。
 今回は仙台国際センターにて開催された東北地区大会の様子を主に紹介する。
 獣医師セミナーは12のプログラム、「血糖値が下がらない?どうするべきインスリン治療」(森 昭博先生/日本獣医生命科学大学)、「臨床医として見落とすとマズイ歯科疾患」(戸田 功先生/とだ動物病院、東京犬猫歯科)、「イヌの肺高血圧の管理と治療」(竹村直行先生/JBVP会長、日本獣医生命科学大学)、「眼科専門病院に届いた紹介状から学ぶ眼科診療」(藤井裕介先生/上杉動物眼科クリニック)、「犬と猫の高齢性認知機能不全」(小澤真希子先生/日本大学)などが行われた。
 また獣医師セミナーと並行してVNCA/ACSセミナーも8つのプログラム、「愛玩動物看護師として知っておかなければいけない犬と猫の歯科疾患」(戸田 功先生)、「今日からあなたもフードマイスター!消化器症状に対する療法食の選び方と活かし方」(大森啓太郎先生/東京農工大学)、「冷やせばいいの?熱中症のケアと予防を見直そう」(中村 俊先生/どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター)、「全然違う腎臓病-急性腎障害と慢性腎臓病の話-」(山﨑寛文先生/日本動物高度医療センター)、「これだけは知っておきたい!抗がん剤治療の基本と看護」(原田 慶先生/(公財)日本小動物医療センター付属日本小動物がんセンター)などが行われた。
 ランチョンセミナーは獣医師向け「心臓のSOSを見逃さないために-健康診断と心臓バイオマーカー迅速キットの役割-」(太田理造先生、種廣純子氏/犬山動物総合医療センター)、VNCA/ACS向け「歯周病ってどんな病気?-デンタルケアへのアプローチ-」(小暮啓介先生、三浦紫陽子氏/フジタ動物病院)の2題が実施された。
当日は約400名の獣医師・VNCA/ACSが会場に足をはこび、専門性に長けた獣医師の教えを仰ぎ、熱心に学びを深めていた。
 また、4月1日(水)~6月30日(火)には合同地区大会としてオンラインプログラム「ひふ祭り」がWeb配信。本プログラムは会場開催プログラムの収録配信ではなく、独立した内容になっている。
 そして、7月25日(土)、26日(日)には大阪にてWJVFが、そして9月26日(土)、27日(日)には、東京において年次大会が予定されている。
 

東北地区大会の講演の様子
 

名古屋地区大会の講演の様子
 

京都地区大会の講演の様子
 

九州地区大会の講演の様子
 

北海道地区大会の講演の様子