2024年、(株)メディカル・アーク(以下、MA社)のサイエンスアドバイザーを務める落谷孝広先生(東京医科大学医学総合研究所 未来医療研究センター分子細胞治療研究部門 特任教授)および代表の伊藤 博先生(東京農工大学 名誉教授)が広く功績を認められた。これを受けて、犬がん検査Ark-Test 推進戦略プロジェクトチーム主催の祝賀会が、2024年11月22日(金)、inumo 柴公園レストランWande Shiba(東京都・港区)にて開催された。

 落谷先生は、「ExpertScape」および「Scholar GPS」という独立した2 機関の調査において、
Extracellular vesicle(エクソソーム)の研究者別ランキングでともに世界1 位に選出された。
研究者の研究成果を客観的に定量化する指標の一つとして用いられるクラリベイト・アナリティクス社が毎年公開する高被引用論文著者(HCR)に2019年から5年連続で世界のトップ0.1%の研究者に選ばれている。細胞外小胞に関する研究業績が世界的に広く評価されたと考えられる。
伊藤先生は、わずかな血液でイヌのがん・がん種判定をする技術の研究開発を評価され令和6年度の「東京都ベンチャー技術大賞・特別賞」を受賞した。
「東京都ベンチャー技術大賞・特別賞」は革新的で将来性のある製品・技術、サービスを表彰するものである。12種類の「がん種判定」「がんであるかどうか」も含めて高感度、高精度の検査記述の研究開発に尽力してきた。

 MA社は、落谷先生、伊藤先生のダブル受賞を機に、今後は「犬がん検査Ark-Test」のプロモーション、啓蒙普及に努めるという。
 本検査が一日も早く広く周知され、一次診療の現場、ホームドクターのもとで愛犬のがんの早期発見と愛犬の質の高い一生につながることが望まれる。
 今後もMA社による犬のがん検査技術の向上、啓蒙の牽引が期待される。

詳細は下記より。
https://medical-ark.com/


会場の様子


伊藤 博先生(右)と落谷孝広先生(左)