2024年11月3日(日)、4日(月・祝)の2日間にわたり、北海道・グランドメルキュール札幌大通公園(旧・ロイトン札幌)にて北海道小動物獣医師会 第30回記念年次大会が開催された。本大会は今回節目の30回を迎え、2日間の対面形式にて実施された。今回から会場の2階から3階のホール全体を使用する形となり、計5つの会場で獣医師プログラム、アニマルケアスタッフプログラム、企業セミナーなどが行われた。
獣医師ランチョンセミナーでは、初日の日曜には村山信雄先生(犬と猫の皮膚科)による「なぜ外耳炎は耳を洗うのか なぜ外耳炎はステロイドを点耳するのか」((株)ビルバックジャパン協賛)が、2日目の月曜には佐野忠士先生(帯広畜産大学)による「ガイドラインから考える!周術期の麻酔・疼痛管理」((株)V and P協賛)が行われ、両日ともに多くの聴講者で賑わった。その他に獣医師プログラムでは腹腔腫瘍、猫の嘔吐と犬の膵炎、潰瘍性角膜炎、膝関節の外科などのセミナーが、アニマルケアスタッフプログラムではリハビリテーション、猫の保定、グリーフケア、予防医療、沖縄美ら海水族館での健康管理などのセミナーが行われた。その他行動学、糖尿病、腎臓の健診、ワクチンなどを取り上げた講演、そして獣医師症例検討会やアニマルケアスタッフ発表会など多岐にわたる内容であった。
当日はあいにくの雨模様ではあったが、2日間で獣医師が約140名、動物看護職者約180名が参加。企業も約60社以上が集まり、スタンプラリーなどの実施により、展示会場も多くの参加者で賑わいをみせた。
開会の挨拶をする掛端健士会長
講演の様子
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北海道小動物獣医師会 第30回記念年次大会 開催される
2024/11/20