2024年8月、日本の獣医療の腫瘍分野をリードする日本小動物医療センター附属日本小動物がんセンター(埼玉県・所沢市)に、新たにどうぶつトランスレーショナルリサーチセンター(Integrative Center for Animal Translational Research、iCAT)が開設した。本センター長に水野拓也先生が就任、最先端の免疫治療研究施設が2次診療施設と密接に連携することで、臨床データの収集およびその研究成果がスピード感をもって治療現場に届く橋渡しの役目を担う。設備も獣医大学の施設とほぼ同等の研究が可能であり、研究者の養成や大学院生の受け入れなども支援するとのこと。先に行われた内覧会には、大学教員を含む多くの獣医療関係者が足を運んだ。2024年8月7日(水)から業務開始。
 

施設の外観


施設内の様子


施設内の様子