2023年10月8日(日)、大阪・新大阪丸ビル別館にてひふゼミ2023が開催された。今大会では、まずは「これは皮膚病?これは眼科?目の周りの異常」というテーマのもと、皮膚科の専門家と眼科の専門家がそれぞれ講演した。はじめに「皮膚科が診る目の周り」と題し、村山信雄先生(犬と猫の皮膚科)が皮膚科からのアプローチとして、辻田裕規先生(どうぶつ眼科専門クリニック)が「眼科からのアプローチ」と題して、それぞれ登壇した。両先生ともに普段の臨床現場でよくみられる眼周囲の疾患について解説された。ランチョンセミナーでは岩崎利郎先生(ペットの皮膚科)の「アロペシアXの治療の現実」が日本全薬工業(株)協賛のもと行われた。
症例検討会のあと、島崎洋太郎先生(東京農工大学)の「口と肛門周囲の皮膚疾患」の講演が行われ、その後、全員参加型ディスカッション「実はみんなも悩んでる 〜目や口、鼻、肛門の周りの皮膚病〜」が行われた。時間が足りないほど質疑応答が活発に行われ、とくに多くの皮膚科の先生方が辻田先生に質問をぶつける様子が印象的であった。主に流涙の考え方については多くの意見が交わされた。
来場者は前回を上回る70名以上、企業展示も6社入り、新たな知見を得ようとする先生方の熱意、そして実際に議題に上る新たな情報はまだまだあるという印象を受けた。
なお、来年2024年のひふゼミは福岡での開催を予定している。
会場の様子
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ひふゼミ 2023 開催される
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