2023年8月8日(火)、東京・赤坂ガーデンシティ内ベクトルスタジオにて、猫のWell-Beingを考える啓発イベントが開催された。

 本イベントは飼い主と獣医療関係者を対象に、8月8日の「世界猫の日」に合わせて開催された。はじめに主催者である日本全薬工業(株)からの企業挨拶が行われ、そのあと東山 哲先生(JSFM副会長/CFC理事/ひがしやま動物病院 院長)と佐藤愛美先生(JSFM実行委員/三鷹獣医科グループ 猫内科部長)のトークセッションが行われた。日本における猫の来院率の低さの原因、キャットフレンドリークリニックで実施されている取り組みの紹介、猫の慢性腎臓病に対する注意点とその対応、定期的な健康診断の重要性など、各先生方が普段臨床現場でどのように猫のWell-Beingを考え、実践しているかを紹介された。

 最後に「猫のWell-Beingをすすめていくうえで大切なことは?」という質問に対し、佐藤先生は猫の健康寿命の延伸、そこにつながる屋内飼育の快適さを挙げ、それが猫に大切にする飼い主の幸せにもつながると述べた。東山先生は、猫のことをさらに知りたい飼い主に対して、丁寧に専門家から説明をし、動物病院と飼い主のよい関係を築くことが大切、とのことであった。

 本イベントで発信された情報が多くの飼い主に届き、飼い主が動物病院を最大限に活用することにより猫のWell-Beingが向上することが広まることを願うばかりである。