JSFM(Japanese Society of Feline Medicine、ねこ医学会)主催「猫の集会」が、2023年7月15日(土)、16日(日)、東京コンベンションホール(東京都中央区)にて開催された。第10回の節目を迎え、今回はじめての2日間開催となる。両日で獣医師向けプログラム・市民向けプログラムが行われ、16日にはCATvocate認定プログラムも行われた。
 獣医師向けプログラムでは、「診断が難しかった症例」「専門医の模擬診察室」「専門医から学ぶ」といった3つのテーマ別に9つの学術講演が、また、呼吸器・腎泌尿器・画像診断・内視鏡5分野の実習が組まれた。参加者限定で大会WEBサイトより企業プログラムの講習も視聴することができる。
 市民向けプログラムでは、石田卓夫先生、浅見優樹先生、入交眞巳先生、瀬戸口明日香先生、服部 幸先生、江角真梨子先生、小林哲也先生、井上 舞先生、藤井亜希奈先生、藤原亜紀先生、桑原 岳先生らが、それぞれ専門分野について、一般参加者にわかりやすく家庭で役立つよう講演された。また猫グッズを扱う人気ショップが会場内に出店し、行列ができるほどのにぎわいとなっていた。
 CATvocate認定プログラムは、猫の診療に必要な基礎知識を学び、猫の扱いに熟達したスタッフを育成することを目的としており、プログラム後の試験に合格すると、CATvocate:猫の専任従事者として、JSFMに認定される。会場とオンラインで受講ができ、会場では多くの愛玩動物看護師が参加。午後に設けられたティーパーティーの時間には、参加者同士の交流や意見交換が行われていた。
 また会場内ではポスターセッション〈キャットフレンドリー部門〉〈学術部門〉の展示もあり、16日にディスカッションタイムが設けられた。
 2日間(会場・オンライン)の登録者数は、獣医療関係者・一般参加者合わせて合計1,490名。動物病院での診療と、家庭での管理の両面から、猫の健康を考える大会となった。

学術講演の様子