2015年6月28日(日)、日本獣医生命科学大学(東京都・武蔵野市)において、災害動物医療研究会による第8回研究集会が開催された。代表の羽山伸一先生(日本獣医生命科学大学)の挨拶の後、初のワークショップが展開。参加された会員の先生方を4グループに分けて、同行避難、学校飼育動物、ボランティアの有り様、地元との協力体制、公的機関との関わりなど、日頃から感じる問題点、課題を取り上げての白熱した意見交換が行われた。集約された意見は、災害時の動物医療支援活動を円滑に進めるための支援チーム養成プログラム作成に役立てられる。「絵に描いた餅にならないように、我々は考えていかなければならない。」と話す代表の羽山先生。
 研究会では今後、カリキュラム作り等、上記支援チーム養成プログラムをより具体的に推し進めていく。詳細は、災害動物医療研究会ホームページ http://www.javdm.org/ 、問い合わせは研究会事務局まで。

代表の羽山伸一先生


ワークショップの様子