2017年7月23日(日)、東京大学農学部弥生講堂において、一般社団法人 日本ペット栄養学会第19回(20周年記念)大会が開催された。今回は20周年という節目の大会であり、2つのシンポジウム、基調講演、ランチョンセミナーおよび一般演題口頭発表が行われた。
 午前中は第2会場の一般演題口頭発表と並行して、シンポジウム1「食欲と疾患」が行われ、嗜好性や行動異常との関連性、食欲調節因子に関する講演が行われた。
 サプリメントをテーマとした2つの基調講演およびランチョンセミナーのあと、シンポジウム2「『ネコノミクス』におけるペット栄養学会の果たす役割」が行われ、猫の栄養学について腎臓病、糖尿病などの疾患との関連性、そして嗜好性などの講演が展開された。
 節目の大会であり、近年の犬猫の栄養に関する情報ニーズの高まりと相まって、多くの参加者が熱意をもって聴講されていたのが印象的であった。

会場の様子

会場の様子2