カラーアトラス 小動物外科シリーズ 骨盤領域
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カラーアトラス 小動物外科シリーズ
骨盤領域
■監訳:西村亮平
■A4判 ■296 頁 ■ハードカバー ■カラー
■定価:本体価格18,000 円+税
■ISBN978-4-86382-046-3 ■商品番号 0190
書籍の案内
犬猫の会陰ヘルニアや肛門から陰茎、包皮、雌の外陰部を含む「骨盤領域」における軟部組織外科について、それぞれの解剖学的領域によく見られる主な疾患を解決するための外科的手技が豊富な写真とイラストで段階的、かつ詳細に解説されています。臨床例のページでは、使われている手技の難易度と疾患の発生頻度が5段階で表示され、すべての小動物臨床獣医師にすぐに役立つ必携の一冊となっています。
目次
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直腸、肛門および会陰手術を行う上で考慮すべき一般的事項
会陰部領域の外科:総論
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直腸
直腸脱
症例1/直腸切断術
症例2/結腸固定術
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狭窄
症例1/経肛門アプローチによる直腸切除術
症例2/開腹下での結腸切除術
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ヘルニア
会陰ヘルニア
症例1/単純縫縮術
症例2/メッシュ設置
症例3/浅殿筋の転位および内閉鎖筋の挙上
症例4/二重筋転位術(内閉鎖筋と浅殿筋
症例5/精管固定術
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肛門
肛門嚢炎
症例1/予防処置
症例2/内科的治療
症例3/外科的治療:閉鎖式肛門嚢切除術
症例4/外科的処置:加熱ゲルを用いた肛門嚢切除術
症例5/フェレットの肛門嚢切除術(臭腺切除術)
肛門腫瘍
症例1/腺腫(小型)
症例2/腺腫(大型)
肛門周囲瘻
症例1/内科的治療
症例2/根治的な外科的切除
症例3/根治的な外科的切除 術後合併症
症例4/表面的な外科的切除
症例5/外科的切除および内科的治療
尾の折りたたみに伴う疾患
症例1/外科的切除
鎖肛
症例1/雌猫の鎖肛
症例2/雌犬の鎖肛
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陰門‐膣
腫瘍
症例1/陰唇の腫瘍
症例2/可移植性性器腫瘍
症例3/膣底部の腫瘍
症例4/膣背壁の腫瘍
症例5/膣ポリープ
症例6/膣腫瘍
症例7/皮下脂肪腫
処女膜遺残
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尿道
犬の尿道閉塞
犬の尿道結石
症例1/尿路水圧推進法
症例2/陰嚢前尿道切開術
症例3/陰嚢尿道瘻形成術
尿道狭窄
症例1/陰嚢尿道瘻形成術
猫の下部尿路疾患(FLUTD)
症例1/会陰尿道瘻術
症例2/瘢痕性狭窄
症例3/皮膚の炎症および壊死
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精巣
精巣腫瘍
症例1/セルトリ細胞腫
症例2/精上皮腫(セミノーマ)と肛門周囲腺腫
症例3/セルトリ細胞腫と前立腺嚢胞
症例4/ライディッヒ細胞腫
潜在精巣
症例1/片側性の腹腔内潜在精巣
症例2/片側性の鼠径部潜在精巣
症例3/鼠径部潜在精巣
症例4/腹腔内潜在精巣
陰嚢の損傷
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包皮‐陰茎
包茎
症例1/包皮口の拡張術
症例2/包皮口の再建
嵌頓包皮
外傷
症例1/包皮外傷
症例2/陰茎の外傷(遠位)
症例3/陰茎の外傷(会陰部)
腫瘍
症例1/内科的治療
症例2/外科的治療
尿道粘膜の脱出
尿道下裂
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一般的手技
猫の尿道カテーテル
犬の尿道カテーテル
膀胱穿刺
腰仙椎硬膜外麻酔
患者の体位
肛門の巾着縫合
会陰切開術
精管切除術
犬と猫の去勢4
症例1/犬の陰嚢前部切開による去勢手術
症例2/猫の陰嚢切開による去勢手術
症例3/犬の陰嚢切除による去勢手術
臍下開腹術
膀胱切開術
術式1
術式2