小動物臨床総合誌 MVM(エムブイエム)、小動物腫瘍臨床 Joncol(ジョンコル)、獣医眼科プラクティス、動物看護コアテキスト 発行-ファームプレス

総合情報誌 mVm 2022年 臨時増刊号 No.203

MVM 2022年 臨時増刊号 No.203
まるごと一冊
犬と猫の再生医療

■監修:一般社団法人 日本獣医再生医療学会 
■コーディネータ:久末正晴 
■A4判 ■116頁 ■ソフトカバー ■カラー 
■定価:7,150円(本体6,500円+税10%)
■商品番号 0549

 2022年MVM4月臨時増刊号のテーマは「犬と猫の再生医療」。
 昨年11月から農林水産省で承認を受けた動物用再生医療等製品も使用できるように なり、犬と猫の高度医療の治療の選択肢として、これまで以上に確実に認知は広まっている。いっぽうで、実際に動物病院で使用する際の留意点、倫理観等についての注目も集まっている。

 本誌では(一社)日本獣医再生医療学会の監修(コーディネータ:久末正晴先生/麻布大学)のもと、産学連携の取り組み、製造販売承認を得た世界初の製品、動物再生医療研究技術組合(PARM)、細胞療法、免疫学、細胞培養、再生医療実施時の「届け出方法」、遵守すべき指針、倫理観、また臨床現場で実践された幹細胞治療の様子も紹介。
 巻末では「犬及び猫における再生医療及び細胞療法の安全性確保に関する指針」の全文が、掲載されている。
 現在の「犬と猫の再生医療」情報がギュッとつまった一冊である。

目次

01

なぜ日本の動物再生医療は世界一なのか ―産学官連携の取り組み―

 [能田 健×平野由夫]
02

世界初の犬を対象とした動物用再生医療等製品ステムキュア®の概要について

 [原 怜史]
03

動物再生医療研究技術組合(PARM)の取り組み

 [福田 威、久末正晴]
04

各論

(1)獣医間葉系幹細胞療法
  [原田恭治]
(2)獣医免疫細胞療法
  [久末正晴]
(3)樹状細胞に着目した獣医免疫学
  [杉浦 喜久弥]
(4)細胞培養分野
  [上田忠佳]
(5)犬と猫のiPS細胞
  [鳩谷晋吾]
(6)犬と猫で再生医療を実施するうえで把握すべき指針と求められる倫理観
   [枝村一弥]
(7)臨床現場における間葉系幹細胞治療の実践と課題-品質管理に向けた取り組み-
   [横山篤司]

 巻末資料 「犬及び猫における再生医療及び細胞療法の安全性確保に関する指針」全文