小動物腫瘍診療の実際~こんな症例が来院したら?~

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小動物腫瘍診療の実際
~こんな症例が来院したら?~
■著者:信田卓男
■A4判 ■228 頁 ■カラー
■CD-ROM(約20分)
■定価:本体価格22,000 円+税
■ISBN978-4-938807-66-5 ■商品番号 0124
書籍の案内
実際の腫瘍診療を行うためには、基礎知識と理論・過去の文献的裏付けを基盤に診療を行うこと(Evidence-Based Veterinary Medicine)は当然のことですが、個々の症例に即応した手作りの診療(獣医療は科学とアートの統合) も極めて重要な要素であると痛感しています。(中略)臨床家に必要なことは、情報をベースにできるだけ多くの腫瘍症例を本の上で体験し・噛み砕き・吸収し、実践力を養うことだと思っています。(著者・発刊にあたってより一部抜粋)
目次
- 第1章
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皮膚と皮下織の腫瘍
口唇にボタン状の自壊した腫瘤がみられたミニチュア・ダックスフンド
肩甲骨に広範囲に浸潤した線維肉腫がみられたチンチラ
針生検で極めて未分化な細胞が検出された皮下の小腫瘤を有するビーグル
浅頸リンパ節転移がみられた指間の皮脂腺上皮腫
猫の耳道内炎症性ポリープの一例
長期経過をたどった陰嚢皮膚悪性メラノーマの犬の一例
- 第2章
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肥満細胞腫
断脚術により、1年4ヵ月にわたって良好なQOLを維持した、犬の肥満細胞腫:StageⅣの一例
口唇の拡大切除と化学療法により根治した犬の肥満細胞腫:StageⅢaの一例
- 第3章
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乳腺腫瘍
サイクロフォスファマイドの長期連用により重度の骨髄障害がみられたミニチュア・ダックスフンド
- 第4章
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頭頸部の腫瘍
抜歯後の下顎部に黒色の腫瘤が増大したポメラニアン
顎骨骨原性肉腫に対し、部分上顎骨切除術と化学療法を併用した盲導犬の一例
鼻梁部分に急速増大する硬固な腫瘤がみられるシーズー・マルチーズMix
顎下部の硬固な腫瘤と開口障害を示す雑種犬、下顎骨骨肉腫の一例
悪性黒色腫のミニチュア・ダックスフンド
犬の口腔内有茎悪性黒色腫の一例
猫の下顎に発生した扁平上皮癌の一例
- 第5章
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消化器系(腹腔)の腫瘍
排便後の下血が持続するロングヘアード・ダックスフンド
回盲結腸部に巨大な平滑筋肉腫がみられたゴールデン・レトリーバー
空腹時の痙攣発作・虚脱を主訴とするゴールデン・レトリーバー
重度の僧帽弁・三尖弁閉鎖不全と腹水を伴った肝内側右葉胆管癌の犬の一例
- 第6章
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骨の腫瘍
断脚後に対側前肢に骨転移を起こした犬の骨肉腫の一例
- 第7章
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造血器系およびリンパ系の腫瘍
虚脱歴と腹部腫瘤のみられるアメリカン・ピット・ブル
くしゃみを伴い急速に前頭部が腫脹した雑種猫:リンパ節外型悪性リンパ腫の一例
最近話題の若齢ミニチュア・ダックスフンド消化器型リンパ腫の一例
長期完全寛解が得られている眼窩内、節外型リンパ腫の犬の一例
- 第8章
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呼吸器系(胸腔)の腫瘍
くしゃみと鼻出血および鼻孔に腫瘤が増大した雑種犬
健康診断で肺腫瘤が発見された柴犬
胸腔を占拠する巨大な胸腺腫がみられた紀州犬
胸水貯留を主訴とするゴールデン・レトリーバー