犬と猫の画像診断ブック
-
犬と猫の画像診断ブック
~X線・超音波・CT・MRI・
内視鏡検査の基本~
■監修:桃井康行
■著者:桃井康行・三浦直樹
■A4判 ■288 頁 ■ソフトカバー ■カラー
■定価:本体価格18,000 円+税
■ISBN978-4-86382-057-9 ■商品番号 0501
書籍の案内
画像診断学を広くカバーする入門的実践書ついに登場!!
本書は今から臨床獣医学を学ぼうとする学生諸君や獣医学を学び直そうとする獣医師の先生を対象に、実践的で幅広い知識が得られる一冊に!
画像診断学の分野は機器の目覚ましい進歩により、現状の診断機器の特徴や得意とする領域をよく認識し、うまく使い分けることが大切であり、本書は基礎的な知識が得られるように構成しております。
目次
-
はじめに
謝辞
- 第1章
-
X線検査
軟部組織を中心に――頸部と胸部X線
1.咽喉頭
2.気管
3.食道
4.胸壁
5.横隔膜
6.縦隔
7.胸腔
8.心臓と大血管
9.肺野
腹部X線
1.腹腔
2.腹壁の異常
3.腹部の臓器
4.胃
5.小腸
6.大腸
7.肝臓
8.脾臓
9.副腎
10.腎臓
11.尿管
12.膀胱
13. 尿道
14.子宮
15.卵巣
16.前立腺
17.精巣
18.腹部腫瘤
骨・関節疾患のX線検査
1.成長期の骨格疾患
2.骨の腫瘍と感染
3.骨の腫瘍
4.関節疾患のX線像
頭部のX線像
1.頭蓋の疾患
2.中耳/内耳の疾患
3.歯の疾患
4.鼻の評価
5.口腔や眼窩の評価
脊椎疾患のX線像
1.基本
コラム1 X線撮影の原理1
コラム2 X線撮影の原理2
コラム3 撮影の方向、読影の方向
コラム4 X線の黒いところと白いところ
コラム5 デジタルX線
コラム6 脊髄造影法
- 第2章
-
超音波検査
超音波の基本
1.長所と短所
2.プローブ
3.超音波装置の基本的事項
4.エコーの準備と基本
5.注意したいアーチファクト
胸部の超音波
1.心エコー検査
2.心エコー検査の際の一般的な注意点
3.心エコーの基本画像
4.後天性の心疾患
5.先天性の心疾患
腹部の超音波
1.知っておくべき腹部超音波のイメージ
2.肝臓と胆嚢
3.脾臓
4.膵臓
5.腎臓と尿管
6.膀胱
7.尿道
8.前立腺
9.雌性生殖器
10.副腎
11.消化管
その他の超音波検査が有効な疾患・病態
コラム7 ハーモニックとパワードプラ
コラム8 超音波造影剤
コラム9 膵炎の診断
コラム10 クッシング病の診断
- 第3章
-
CT検査
1.はじめに
2.X線CT撮影装置の種類
3.CT検査画像の基本
4.造影CT検査
5.CT画像診断の長所と短所、ならびにアーチファクト
6.鼻
7.耳
8.口腔・歯牙
9.頭部
10.頸部
11.胸腔・肺野
12.腹腔
13.肝臓
14.脾臓
15.膵臓
16.副腎
17.腎・泌尿器
18.胃・消化器
19.その他の腹腔臓器
20.骨の疾患
21.神経の疾患
22.その他
コラム11 きれいな撮像のためには
コラム12 ヘリカルピッチ、ビームピッチ
- 第4章
-
MRI検査
1.はじめに
2.MRI検査とCT検査の特徴
3.MRI検査の際の注意点
4.MRIの適応症について
5.MRIの基本シグナルパターン
6.MRIによる異常所見の読影法
7.頭部
8.脊髄
9.MRIの神経系以外への応用
- 第5章
-
内視鏡検査
1.消化器内視鏡の構成と機種を選択する際のポイント
2.消化管内視鏡を選択する際のポイント
3.麻酔と動物の体位
4.内視鏡の基本的な操作
コラム13 上部消化管内視鏡検査の適応