2018年7月13日(金)~15日(日)、ホテルニューオータニ大阪にて、WJVF第9回大会が開催された。今回も金曜午後からスタートし、多くの獣医師の先生方や動物看護師の方々が参加した。
 今回は2つのテーマが掲げられ、1つは「穴」。耳、鼻、肛門などに関する疾患、また各症例の落とし穴など、穴をキーワードに幅広く病気を捉えることをテーマに多くの講演が行われた。もう1つは第9回にちなみ、「救急(99)」とし、心肺蘇生や急性疾患に関する診断および治療のセミナーが行われた。今年もプログラムは多岐にわたり、3,200名を超える獣医療関係者が参加された。また今年は土曜午後にスイーツタイムが、日曜にはバイオリンの演奏会とスタンプラリーのWチャンス抽選会が行われ、休憩時間になると多くの参加者が企業展示ブースに集まった。
 WJVF会長の石田卓夫先生は、開会の挨拶のなかで、大阪北部地震および西日本豪雨の被害についてお悔やみを述べたあと、一部の理事も救助のサポートに加わっていること、KAHAおよびKBVPからお見舞金が送られたことに触れられ、社会貢献と教育はどちらも歩みをとめてはならないと述べた。
 WJVF第10回大会は、2019年7月12日(金)~14日(日)ホテルニューオータニ大阪にて開催予定。

会場の様子