2016年8月22日(月)、共同運営夜間救急動物病院連絡会(NANEHA; Nationwide Jointly Operated Nighttime Emergency Animal Hospital Association)が北摂夜間救急動物病院(大阪)で開催された。本会は、夜間救急動物病院の運営、経営などを中心とした情報交換を行うことを目的に、全国の共同運営による夜間救急動物病院の関係者が集まった団体であり、今回3回目の集まりに際し、NANEHA(ナネハ)の名称のもと、運営していくこととなった。
 NANEHA発足後の第1回目となる今回は、人材確保の難しさ、夜間の防犯、動物看護師の夜間救急医療へのかかわり方、コスト面などについて話し合われた。またアメリカにて救急医療の現場で活躍されている専門医の上田 悠先生(カルフォルニア大学デービス校)を招いてアメリカでの救急医療や勤務形態などについての話しもあり、アメリカでの救急医療と比較しながら、日本での救急医療の現場の改善について、運営側の立場として活発な意見交換がなされた。
 本会は今後も定期的に開催し、共同運営の夜間救急動物病院の質の向上に努める。
 夜間救急医療への関心を高め、共同運営だからこそできることを模索しつつ、より有意義な情報交換を行っていきたいという、熱気にあふれた会となった。


会議風景