2016年5月21日(土)、22日(日)、一橋大学一橋講堂(東京都・千代田区)にて、第36回比較眼科学会年次大会が開催された。

今年は臨床系の内容をメインに展開。初日はジョージア州立大学名誉教授でオーバン大学の客員教授であるDr. Charles L. Martin を招いて「Dagnostic Problem Solving」と題しての教育講演が、続く2日目は特別講演として「最新の緑内障治療薬について」をテーマに榊 秀之先生(千寿製薬(株))が講演され、会場は熱心に耳を傾けた。この他、一般口演や臨床部会教育講演、基礎部会セッション、また談話会シリーズでは、これだけは絶対におさえておきたい眼科疾患として、角膜潰瘍や白内障、緑内障にフォーカスした講演が展開された。

両日とも天候に恵まれ、200名以上の先生方が会場に足を運んだ本年次大会。獣医の眼科診療への熱い思いを感じられる2日間であった。

来年2017年は7月22日(土)、23日(日)東京・両国にて開催予定とのこと。眼科診療のますますの発展が期待される。

会場の様子