獣医腫瘍学テキスト 第2版
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獣医腫瘍学テキスト 第2版
■監修:日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医認定委員会 委員長 呰上大吾
■A4判 ■338頁 ■ソフトカバー ■カラー
■定価:本体価格18,000円+税
■ISBN978-4-86382-103-3 ■商品番号 0535
書籍の案内
日本獣医がん学会の獣医腫瘍科Ⅱ種認定医ガイドラインに沿ってまとめた獣医腫瘍学の入門的テキスト
目次
- 第1章
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診断学総論
1.腫瘍生物学
2.TNM分類
3.TNM分類に基づく合理的診断手順
4.診断上必要な各腫瘍の臨床的特徴
- 第2章
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臨床病理学
総論
1.血液検査
2.血液凝固系検査
3.骨髄検査
4.血液化学検査
5.尿検査
6.貯留液の検査
各論
1.腫瘍随伴症候群および腫瘍に関連した臨床病理学的異常
2.腫瘍崩壊(融解)症候群
3.化学療法により発現する臨床病理学的変化
4.血液/骨髄の腫瘍
5.腫瘍関連ウイルス
- 第3章
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細胞診断学
総論
1.細胞診の目的(診断的意義・限界)
2.採材方法
3.標本作製
各論
1.細胞診の読み方
2.細胞診の実際
- 第4章
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画像診断学
総論
1.各種画像診断法の原理
2.各種画像診断法の活用
各論
1.原発巣の画像診断
2.転移巣の画像診断
- 第5章
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治療学総論
1.腫瘍治療の目的
2.治療に必要な腫瘍生物学
3.腫瘍治療学総論
4.治療効果判定
5.腫瘍随伴症候群の治療
6.腫瘍崩壊症候群の治療
- 第6章
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外科療法
総論
1.腫瘍外科症例の麻酔と術前・術中・術後管理
2.腫瘍外科療法の概念と目的
3.原発巣の拡大手術
4.所属リンパ節の取り扱い
各論
1.体表部腫瘍
2.頭頸部腫瘍(口腔内腫瘍を含む)
3.乳腺腫瘍
4.四肢の腫瘍(断脚を含む)
5.胸腔の腫瘍
6.腹腔(腹部)の腫瘍
7.消化管の腫瘍
8.その他
- 第7章
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放射線療法
総論
1.各種放射線(放射線の種類と特徴)
2.放射線生物学
3.分割照射の理論(4R因子)
4.放射線治療の適応
5.一般的な治療プロトコール
6.放射線障害
7.放射線治療の実施に伴うインフォームド・コンセント
8.各正常組織の放射線感受性
各論
1.放射線治療の種類
2.各腫瘍の放射線感受性
3.放射線治療の実際
- 第8章
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化学療法
総論
1.化学療法の適応
2.がんの生物学的特徴と各種抗がん剤の作用機序(各種抗がん剤の細胞周期特性)
3.化学療法の理論
各論
1.各種抗がん剤の特性(作用・効果・投与制限因子・代謝経路・その他)
2.各腫瘍に対する有効な抗がん剤療法
3.各種抗がん剤の副作用、モニタ法と対処法
4.抗がん剤の切り替え
5.抗がん剤の取り扱い
6.免疫療法/BRM療法
7. その他