小動物臨床総合誌 MVM(エムブイエム)、小動物腫瘍臨床 Joncol(ジョンコル)、獣医眼科プラクティス、動物看護コアテキスト 発行-ファームプレス

うちのコがわたしを看てくれる 動物介在看護

うちのコがわたしを看てくれる
動物介在看護

■著:熊坂隆行/升 秀夫
■A5判 ■124 頁 ■ソフトカバー ■モノクロ
■定価:本体価格1,500 円+税

書籍の案内

昨今、ペットは「うちのコ」として、多くの人々の人生に欠かせない伴侶動物という存在になっています。
それは、不幸にして病や事故により療養生活を余儀なくされている方々にとっても同じことです。 長い闘病生活を余儀なくされていると、「これから自分はどうなるのだろう」「うちのコはわたしがいなくても大丈夫だろうか」などと、いろいろ不安になってしまいます。
「動物介在看護」は、伴侶動物と病院で面会または同居すること、自宅療養中に伴侶動物と暮らすことです。病院や福祉施設で家族の一員である「うちのコ」と面会できることは患者様の要望として当たり前のことではないでしょうか。
動物を看護・介護の現場に導入することは、既にいくつかの前例があります。ただ、特別な訓練や衛生面でのチェックを受けていない「うちのコ」が施設に入り、患者と触れ合うことにはまだいくつかの障壁があるのも事実です。
本書は、まだあまり知られていない「動物介在看護」という概念と実例を紹介した日本で初めての著作です。より患者様のためになる、よりよい看護・介護を目指す全ての方々に読んでいただきたい一冊です。

目次

第一章

“うちのコ”と一緒にいるために

動物介在看護とは何か
ロボットに看護を任せる?
第二章

活躍する動物たち

アニマル・セラピーは動物たちがわたしたちを治してくれる治療法です
アニマル・アクティビティーはボランティアによる福祉活動です
学校飼育動物は仲良しのお友だちです
盲導犬・聴導犬・介助犬はイヌの姿をしたかけがえのない伴侶です
警察犬・麻薬探知犬は悪と戦う同僚です
災害救助犬・山岳救助犬・水難救助犬はわたしたちを救ってくれます
動物介在看護では軍用犬が活躍することを望んでいません
動物介在看護はうちのコが看てくれる看護です
第三章 

太古から培われてきた“絆”から

動物介在看護が必要とされる現代社会
ヒトと動物の絆の科学
第四章

だれでもできる動物介在看護の可能性

動物介在看護の定義
“うちのコ”は裏切らない
●動物介在看護の効果が期待できる看護領域
 1.ターミナルケア(終末期看護)
 2.成人看護(成人・熟年者)
 3.在宅看護(小児看護・成人看護)
●動物介在看護の効果に懸念のある領域
 1.小児看護
 2.高齢者看護(介護)
第五章

動物介在看護の実際

うちのコがわたしを看てくれる
●看護師たちが紹介する動物介在看護の実際
●看護師たちが看た患者様と動物の絆
 患者様たちの動物たちに対する思い
 看護師たちが看守る伴侶動物との面会
 うちのコがわたしを看とってくれる
第六章

自由で豊かな市民生活の一コマとしての動物介在看護

うちのコに看てもらう生活環境の変化
動物介在看護からみる未来